Silolock-Gの10GHzトランスバータへの組込
JA1WQFさんからSolilock-Gをトランスバータに組み込んだ様子をメールで頂きました。
第一報
おもしろい!!
今朝(昨日です)朝早く到着いたしました。
早速TRVの途中からLoを入れ込み遊んでいます。
先程ローカル切り替えでも何とか2周波数妥協できるレベルまで調整いたしました。
明日はEME周波数に受信部分を合わせるトリミングをしようと思います。
ミクサーはやはり難しいですね、−50dBくらいのお邪魔虫が出ています、
あす原因を調べます。最悪「眼をつぶる」これは得意技ですHi.
すばらしい「おもちゃ」をありがとうございました。
追伸 やはり基準周波数を入れっぱなしで電源ONすると不具合が出ます。
同時ONの場合可能性が低い様ですが電源かRFのディレー回路を入れたほうが
良いようですね。
第二報
おはようございます。
おかげさまで何とか物になりそうなEME周波数対応10GTRVが出来上がりました。
今回のお願いは10GHzEME JAの周波数10.450(送信)10.386(受信)
ならびに10.450シンプレックス(特殊な外国と日本)用にお願いした次第です。
10GHzは自作のTRVで数年まえは絶好調、今回操作ミス(操作忘れ)で壊して
しまい、修理も面倒(というか回路は頭の中、10年もすれば白紙)
*もう怖いものはありません、ほんとうに・・・絶対。
1)インスタント外装
いつものようにアルミ板を切りはじめましたが、穴あけタップたての数を考え下のように0.5m銅版で「入れ物」作成
周波数A,Bはリレーで切り替えです。
2)入れ物できあがり
一時間で出来るケースはこんなもんでしょう。
基準周波数入り口はそのまま使用させて頂きました。(竹の子なんて言わないで)
3)トランスバータ部調整
改造のベース機の、レベル配分、発振、トリミング、10GhzBPF調整、などなど。
この作業時間が多くかかり(楽しみ)写真を撮れば・・・・と思いましたがHi
でも基板の設計は良く出来ているみたいで、以下写真の様に「見違える名機・銘機!」に生まれ変わりました。
下は4Ghzから21Ghzまでのスペクトラムです、お邪魔虫君は退治し見違えるくらい綺麗になりました!!
4)名機その2
近辺のスペクトラムです、間近にそして遠くにゴミたくさん&ローカルの強烈な漏れなんか「ありませ〜ん」
9Ghzから11.5Ghzです。スプリアスは−65dB以下に収まりました。
*また10.450送信、10.450受信、周波数の離れた10.368受信とも「レベルをそこそこ」に合わせる事が
が出来ました。現在1262MHz IF共通でローカル切り替え、快適です。