6.定電流源

ノイズソースのダイオードに1mAから20mA程度の電流を流します。
諸先輩方の製作例を見ると安全のためかダイオードに直列に1kΩの抵抗を挿入してありますので、電流源の開放端電圧としては28V必要です。HPとかの製品もきっとこうなっているんでしょうね。万が一、幸運にもメーカー製のノイズソースが手に入ったときのために、回路は対応しておきましょう。
D/Aからグランドリファレンスで0V〜約5Vの電圧が出力されます。これを、吐き出しの電流源にしますので上下二組のカレントミラーを組み合わせます。出力のトランジスタは1W程度の電力を消費しますのでパワトラを放熱器付きで使います。
電流値の設定はソフトウエア設定なので、Y=2となる自動測定方法にも、また、一定ENRとする方法にも出来ます。

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