・APT受信用QFHアンテナ
気象衛星NOAAがVHFの電波で送ってくるAPT信号を受信するためのアンテナです。最近では、RIG(Rimote Imaging
Group)の会報53号(1998年6月)にも紹介がありました。
NOAAの信号は円偏波で送られてきます。クロス八木は正面から見たときにだけ円偏波として動作するため、固定ビーム(上に向けっぱなし)のクロス八木では、仰角が低いときにはフェージングが発生します。
QFH(QuadriFilar Helix)アンテナは、どこから見てもねじれているので低仰角でも高仰角でも円偏波アンテナとして動作します。(ホンマかいな)
以下に私の製作中の資料を記録しておきます。作りかけを同時に掲載しているので、後になって訂正とか在るかもしれませんがあしからず。
1.材料の購入
品名 | 内容 | 数量 |
銅パイプ | 6mmΦ、長さ1000mm | 6本 |
エルボー | 6mm用 | 10個 |
塩ビパイプ | 38Φ、長さ2000mm | 1本 |
塩ビキャップ | 38Φ用 | 1個 |
2.工作の開始
2−1 銅パイプを次の長さに切断します。便宜的に部品名を付けておきます。
部品名 | 長さ(mm) | 本数 | |
ループS用 | S1 | 354 | 1 |
S2 | 174 | 2 | |
S3 | 763 | 2 | |
ループL用 | L1 | 378 | 1 |
L2 | 186 | 2 | |
L3 | 815 | 2 |
2−2 エレメントの加工
・部品S2とL2をエルボーで接合します。間違えてS2同士、L2同士をつなげないようにしてください。
・部品S3とL3を曲げます。(準備中)
・塩ビパイプの端部を加工します。(準備中)
続く